2007年07月15日
シロノセンダングサ【沖縄で一番よく見る花?】
波照間島にて。お花畑状態になったサチグサと製糖工場の煙、コバルト色の海とのコントラストがきれい
もしかしたら、沖縄で一番よく見る植物かも? 帰化種だけど、方言名もあるすっかり県民に馴染んだウチナー草です。
原産地 北アメリカ
科 キク科
日本での自生分布 温暖地
漢字表記
沖縄本島方言名 サシグサ(刺すから?)
沖縄への導入
日本には幕末に渡来したという。戦中もしくは戦後、アメリカ兵の服に付いてきたものが嘉手納周辺で繁殖したのが始まりという説があります。
観察スポット 空き地、道ばた
開花時期 年中
香り
似ていて間違う木
同じ北米原産のアメリカセンダングサ、熱帯アメリカ原産のコセンダングサには、白い舌状花はない。
シロノセンダングサの見方
畑地や空地、道端などに普通に生えている帰化植物で、暖地で広く分布し、1年じゅう白色の舌状花のある花を咲かせます。舌状花というのは、中央の黄色い管状花が密生する部分の周囲に付く花びら(花弁)のこと。センダングサは、葉が本土のセンダンの葉に似ているからついたもの。葉は1−2回羽状複葉で、鋸歯縁。果実は下向きのトゲのある芒があり、動物や衣服に付着して散布されます。別名アワユキセンダングサ、タチアワユキセンダングサ。観賞用に栽培されたこともあるとか。沖縄に自生しているものは、本土のものより舌状花が立派な感じがします。
沖縄の暮らしとのつながり
雑草と捉えられがちですが、天ぷらやおひたしで食べるなど、食用としても有用です。
食材として
天ぷら、おひたしなど
栄養価
沖縄の歌での登場
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│島野草